外国人限定で新幹線・電車が乗り放題な「ジャパンレールパス」とは?目的・問題点をまとめてみた

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皆さまは、JRが販売している「ジャパンレールパス」という切符をご存知でしょうか。
日本人には馴染みのない切符ですが、日本の外国人観光客が増えるにつれて注目を集めている切符です。

しかし、「ジャパンレールパス」を知らない人が大半でしょうし、「ジャパンレールパス」には問題点もあるので今回は、「ジャパンレールパス」についてまとめました。

ジャパンレールパスとは?

「ジャパンレールパス」とは、短期滞在の外国人観光客をターゲットとした切符で東海道・山陽新幹線の「のぞみ」と九州新幹線の「みずほ」以外のJRグループ全線が乗り放題になるという切符です。

驚くのは、価格で以下の表を見てほしいです。

※()は子供料金

期間 グリーン車用 普通車用
7日間 38,880円(19,440円) 29,110(14,550円)
14日間 62,950円(31,470円) 46,390(23,190円)
21日間 81,870円(40,930円) 59,350(29,670円)

どうですか。7日間、新幹線が乗り放題で3万弱で購入できます。
私たちが新幹線で東京から新大阪まで行く場合、片道で13,620円、往復で27240円になるので1往復で元が取れる安さです。

ジャパンレールパスの利用資格

残念ながら「ジャパンレールパス」は私たち日本人(一部を除く)は購入できませんし、全部の外国人が購入できるわけではないです。「ジャパンレールパス」の購入には以下のようなルールがあります。

短期滞在の入国資格により観光目的で日本を訪れる外国人

「ジャパンレールパス」を購入できるのは日本に来ている外国人のうち「短期滞在」かつ「観光等の目的」の方限定です。「短期滞在」の期間は、15日間もしくは90日間です。

また入国時に上記のようなスタンプもしくは、シールをパスポートに貼ってもらえるので、それが「ジャパンレールパス」を購入時に必要です。

日本国籍を持っていて10年以上海外で生活している方

正確には、「日本国の旅券及び『在留期間が連続して 10 年以上であることを確認できる書類で、在外公 館で取得したもの等』を有する方 」です。

つまり、日本の国籍を持っていても海外生活が長かったら「ジャパンレールパス」を購入できるということです。過去にこの条件は廃止されそうになりましたが、日本国籍を持っていながら日本に1度も来たことがない人もいるため継続されることになりました。


地方活性化のためのジャパンレールパス

先ほども書いたとおり、私たち日本人が新幹線で東京から大阪を往復するのに掛かる料金で短期滞在の外国人は、7日間もJR線に乗り放題です。

どうして「ジャパンレールパス」はこんなにも安いのか。
多くの日本人は不満を持つはずです。これには、きちんとした理由があります。

それは、「地域活性化」のためです。日本では、全国に多くの観光地がありますが、もし「ジャパンレールパス」のようなフリーパスがなかったら恐らく多くの観光客は、東京や大阪などの大きな観光地に集中してしまいます。

しかし、「ジャパンレールパス」があることにより、東京の大阪間で途中下車してみようという気にもなりますし、地方に行く外国人も増加します。そうすることにより、東京、大阪以外の観光地も活性化に繋がります。

外国人の観光客を田舎でも見るのは、「ジャパンレールパス」のお陰だったということです。

指定席が取り放題という「ジャパンレールパス」の問題点

「ジャパンレールパス」の1番の問題点は、指定席が取り放題であるということです。
もちろん、同じ時間帯の指定席はとることができませんが、時間帯がズレていれば取ることが可能なので一応、指定席だけ取っておいてやっぱりいかないということも可能なのです。

一度、予約された指定席は、予約した人がキャンセルしない限り、ずっとそのままなので指定席を予約したかったけど、満席で予約できなかったので自由席にしたという方が生まれてしまう可能性があるということです。

これは。JRの収入にも関わることなので、恐らく指定席のムダが増えればJRは対策せずにはいられなくなると思います。

また、「ジャパンレールパス」で指定席を購入する場合には「みどりの窓口」を使う必要があるので「みどりの窓口」の慢性的な混雑をもたらしてしまうことにも繋がります。

実際に東京駅や成田空港では、外国人向けのカウンターを新たに設置するなど対策に追われています。

まとめ

今回は、「ジャパンレールパス」についてまとめました。

一部の日本人からは「『ジャパンレールパス』は日本人を冷遇する政策だ」という意見も出ていますが、今回、まとめたように「ジャパンレールパス」は地域活性化を促進する効果もあるので一概に悪いことだとは言えないということがわかりました。

しかし、一部の外国人が「ジャパンレールパス」の仕組みを悪用してムダに使わない指定席を発行しているというのも事実ですので、今後は対策を考えていく必要がありそうです。

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