廃棄してしまう食品を定額で食べられる「Reduce GO」は面白いけども失敗する理由

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どうも、あやせです。本日、「Reduce GO」に関して上記のようなつぶやきをしました。
「Reduce GO」とは詳しくは公式ホームページを見てほしいのですが、簡単にいえばレストランなどが廃棄してしまう食品を1日2回まで月1980円で貰えるというサービスです。

公式ホームページ:Reduce GO

そうしたら、なんと「Reduce GO」の公式にお気に入りにされました。
土曜日までエゴサーチとはご苦労なことです。(BOTかもしれませんが)

これは、私が、失敗すると断言した理由を述べる必要があると勝手に感じましたので
今回、ブログにまとめさせていただきます。

食品ロスの642万トンの嘘

日本の「フードロス」を解消したい、と思ったのがきっかけです。
日本では「食品ロス」(売れ残りや期限切れ、食べ残りなど本来食べる食べ残りなど本来食べることができたはずのもの)が年間で642万トンもあります。これは、国連が食糧難に苦しむ国々に援助している総量(320万トン)のおよそ2倍もの量です。日本人一人当たりに換算すると、なんと毎日お茶碗一杯分もの食べ物を捨てている計算となります。

引用元:https://ydkr.jp/reducego/introduction

まず日本の食品ロスが上記の「Reduce GO」のページでは年間642万トンと記載されていますが、これは半分正解で半分不正解です。

食品ロスは、「事業系」と「家庭系」の2つに分かれています。「事業系」と「家庭系」の両方合わせたのが年間642万トンです。

しかも、この年間642万トンというのは、平成24年度のものです。

出典が記載されていないので、何ともいえないのですが、私が農林水産省のページで調べた結果、年々、食品ロスは減っているのがわかります。

平成 事業系 家庭系 合計
24年度 331万トン 312万トン 641万トン
25年度 330万トン 302万トン 632万トン
26年度 339万トン 282万トン 621万トン

出典:農林水産省 食品ロスとは

正直、最新のものを記載しないで平成24年度のものを載せている理由がいまいち理解できないですし、「Reduce GO」で取り扱うのは、「事業系食品ロス」の年間339万トンです。

もっとうるさいことを言えば、「事業系食品ロス」は、食品製造業、食品卸売業、食品小売業、外食産業の4つから出される合計のロスであり、「Reduce GO」のターゲットである外食産業では年間120万トンです。

まぁ「Reduce GO」の目標は日本の「フードロス」を解消したいということらしいので食品ロスの合計である年間621万トンという数字を表示してもいいと思いますが、Twitterを見ていると勘違いしている人が結構いるので一応、取り上げました。

Reduce GOが失敗する理由

飲食店でアルバイトしたことがある人なら誰しもが廃棄を使えば商売ができるんじゃね?と思ったことがあると思います。

しかし、こんな簡単なことを誰もやってこなかったのには、それなりの理由があるからです。

ブランド力の低下

まず、第1に考えられるのは「ブランド力の低下」です。

コンビニがなぜ値引きをしないで多くの廃棄を出しているのでしょうか?

コンビニ各社に問い合わせたところ本部の命令で値引きを禁止しているわけではないそうです。しかし、ほとんどのコンビニは弁当などを一切値引きしません。

それはブランド力が低下する恐れがあるからです。例えばコンビニで弁当を値引きをすれば廃棄を出さずに済むと思いますが値引きを狙った客が増え適正な利益を確保できなくなってしまいます。

「Reduce GO」に当てはめるとA店のハンバーガーは、月1980円で1日2回も食べられるなら、わざわざ買わなくてもいいかとなってしまいます。

公式ホームページには、「通常商品と余剰食品との性質に差がある」と記載されていますが、そんなにも分別があるユーザーが何人いるのでしょうか?

ブランドイメージの低下が心配です。
余してしまいそうな食品をご提供いただくことで食品ロスを減らしていくことが、本サービスの趣旨となっております。社会貢献活動により社会的責任が評価され、ブランド価値の向上に繋がるものと考えております。

参考リンク:https://reducego.jp/restaurants/

上記は公式ホームページのQ&Aに書いてあることです。確かに「Reduce GO」に加入している人は社会的貢献をしていると評価するかもしれませんが、それは、その評価が上がっただけで収益が上がるかの確信はありません。

また社会貢献活動とブランド価値の向上が結び付けられていますが、その根拠はどこにあるのでしょうか?それなら「Reduce GO」の社員でゴミ拾いでもすればいいのでは?

加盟店は59%を均等に配分される!?

加盟店は、月額1980円の59%を均等に配分されるそうです。つまり、1日1個提供しようが100個提供しようが貰える額に差がないということです。

一見すると廃棄も減るしお金も貰えるので素晴らしいシステムのような気がしますが、加盟店からすれば商品の価格に関係なく59%貰えるので、低価格のものを提供しているレストランのが有利です。

会員数が10人で加盟店が原価が500円のものを提供しているレストランと原価100円のものを提供しているレストランの2社だけで廃棄が両方とも3つだった場合、前者のがコストが大きいにも関わらず貰える額は、10×1980×0.59/2=5841円です。

このように非常に不平等な還元率です。

それでも期待している自分がいる

正直、成功するのは非常に厳しいと思いますが、今まで誰もやらなかったサービスを提供してくれるので期待している自分も若干ですがいるのも事実です。

今回、説明した中には間違いもたくさんあると思いますし、あくまで私の考えです。
何かお気づきことがありましたら、コメントください。

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